Artist Interview アーティストインタビュー
2015.3.12

“Recycling” Butoh
The artistic aesthetics of Pijin Neji
dance
舞踏を“リサイクル”する 捩子ぴじんの感性
捩子ぴじん(ダンサー、振付家)
http://pijinneji.blogspot.jp/
大学1年生のときに大駱駝艦の麿赤兒と出会い、パフォーマーとしての道を歩みだした捩子ぴじん。舞踏を“コスプレ”、身体を“メディア”と呼ぶ1980年生まれの新世代として国内外のさまざまなアーティストとコラボレーションを行い、その特異な身体性で存在感を発揮している。舞踏の伊藤キム、チェルフィッチュの岡田利規、身体の内側を観察するアプローチを続けるダンサー、コレオグラファーの手塚夏子、アーティストの梅田哲也などから影響を受け、独自の境地に到達。土方巽が舞踏を創始して約半世紀。舞踏の技術を“リサイクル”しながら、自分の身体に現代を映し出すという彼の感性に迫る。
聞き手:石井達朗[舞踊評論家]