Presenter Interview プレゼンターインタビュー
Contemporary dance in Romania,
the post-revolution new wave
ルーマニア
革命後のニューウェイブ
ルーマニアのコンテンポラリーダンス
コスミン・マノレスク Cosmin Manolescu
1989年、チャウシェスク政権を打倒した革命により、自由な表現が許されるようになったルーマニア。ロシアの影響下で盛んに行われていたバレエに対し、革命後の第一世代のアーティストたちが西ヨーロッパとの交流で新たに出会ったのがコンテンポラリーダンスだった。自らも振付家として作品を発表し、コンテンポラリーダンスの環境づくりに尽力してきたキーパーソンがコスミン・マノレスク氏(ガブリエラ・テュードル財団ディレクター)である。ルーマニアのアーティスト・イン・レジデンスのネットワーク「ArtistNe (s) t Network of Artist-in-Residence Centres in Romania」のディレクターとしても知られ、バ ルカン諸国のネットワークづくりにも取り組む彼に、ルーマニアのダンス事情や最新のプロジェクトについて聞いた。
聞き手:乗越たかお[舞踊評論家]