Artist Interview アーティストインタビュー

Exploring the relationship between words and the body
The imagination of Zan Yamashita
dance
言葉と身体の関係を探る山下残の発想
山下残
ダンサーの動きを進行役がすべて言葉にする『透明人間』、観客に配られた本(言葉や絵などのテキスト)に則ってダンサーが動く『そこに書いてある』、映像で映された俳句の言葉と身体がコラボレートする『せきをしてもひとり』など、振付の方法論としての“言葉”にこだわり、どこかユーモア漂うコンセプチュアルなダンスを展開してきた山下残。1994年から京都を拠点に個人で活動を続け、近年では海外フェスにも招聘されるなど、その特異な存在で注目されている彼のクリエイティブな発想の原点に迫る。
(聞き手・石井達朗[舞踊評論家])