Artist Interview アーティストインタビュー

The body at its physical edge
A solitary presence among Butoh artists, Ko Murobushi
dance
肉体のEdgeに立つ孤高の舞踏家、室伏鴻
室伏 鴻
大駱駝艦の創設メンバーのひとりであり、日本を代表する舞踏家の室伏鴻。生き物のように蠢く猫背とシルバーに塗られた鋼の身体をもち、その異物のような身体で痙攣すると、干からびて丸まった木乃伊が動き出したような錯覚に陥る──。出羽三山で山伏の研究を行うなど異色の経歴をもつ室伏が、1978年にパリで初めて本格的な舞踏公演を行ったことにより舞踏が世界のBUTOHとして認知されるきっかけとなる。ちなみに、その後の1980年には同じく大駱駝艦の創設メンバーである天児牛大が山海塾とともにフランスにわたっている。孤高の舞踏家と呼ばれ、ヨーロッパでの活動を経て、2000年から本格的に日本での活動を再開した室伏に、踊りのルーツから最新作でのバルタバスとの共演までを振り返ってもらった。
聞き手:石井達朗[舞踊評論家]