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2018.1.19

南オーストラリア最大の国際芸術祭アデレード・フェスティバル開幕(2018年3月2日〜18日)

 1960年設立の大型総合芸術祭。演劇、音楽、ダンス、文学、美術、児童作品など、2週間半にわたり多岐にわたるアート作品が紹介される。当初はビエンナーレ形式を採用していたが、2012年以後、毎年開催。昨年度まで現芸術監督を務めたのはロンドンのオルタナティブ・ミュージック・フェスティバルMeltdownの創設者として知られるデヴィッド・セフトン。昨年度から、シドニーのベルボア・ストリート劇場で共同芸術監督を務めたニール・アームフィールド&レイチェル・ヒーリーが同職に就任した。
 本年度の大型演劇作品には、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出による『Kings of War』(ヘンリー5世、ヘンリー六世 第一部、二部、三部、リチャード三世を融合させた作品)、ロベール・ルパージュによる『月の向こう側』、またグラインドボーン音楽祭 Festival Operaで世界初演されたブレット・ディーン作曲によるオペラ『ハムレット』 等が上演される。
 またダンス部門では、アクラム・カーンが自身の踊る最後の長編ソロ作品と銘打った『XENOS』、フラメンコ界の異端児イスラエル・ガルバンによる『FLA.CO.MEN』、アボリジニの歴史とコンテンポラリーダンスを融合するバンガラ・ダンス・シアターによる『Bennelong』が紹介される。
 会期中は「小説家週間 Adelaide Writers' Week」と題して、世界中から小説家・ライターが招聘されるイベントも併催される。

[フェスティバル概要]
1960年、南オーストラリア国立劇場運動に関わり、アデレードにアーツ・フェスティバル開催の潜在能力があると確信したジャーナリスト、ロイド・デュマがアデレード大学の音楽教授ジョン・ビショップと共に、各方面の有力者たちの協力を得て、半月間に105公演(大人向け74公演、子ども向け31公演)という規模でスタート。シドニー、メルボルンと並ぶオーストラリア有数のインターナショナル・フェスティバルとして、偶数年に開催されている。日本のカンパニーでは1994年に第三エロチカ(『マクベスという名の男』)、2000年に維新派(『水街』)などが招聘されている。

アデレード・フェスティバル(Adelaide Festival)
https://www.adelaidefestival.com.au/