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2016.9.7

オーストラリア・アデレードでOzAsia Festival開幕(2016年9月17日〜10月2日)

 アジアのコンテンポラリーアート作品に特化した最大規模の複合芸術祭。2007年より毎年アデレードで開催されており、今年で10年目を迎える。2015年よりフェスティバル・ディレクターが若手のジョセフ・ミッチェルに交代し、以後、より現代的な作品にスポットを当て、既存の演劇やダンスの枠組に収まりきらない、映画、音楽、ビジュアルアーツなどにまたがる越境的なパフォーマンスも積極的にプログラムに取り入れている。
 今年はオーストラリア初演作35作を含む、過去最大規模で実施。難民の人身売買が行われる現場を再構築し、その現場に観客を招き入れるマレーシアのTerryandTheCuzカンパニーによる『SK!N』、中国の急激な近代化の波に溺れる二匹の犬の物語をグランジ・パンクに描くMeng Jinghuiによる『Two Dogs』、LGBT問題に取り組んできたシンガポールのダニエル・コックによるパフォーマンス『Bunny』などが上演される。日本からはチェルフィッチュの『God Bless Baseball』と、梅田宏明の『Split Flow』『Holistic Strata』が招聘されている。
 デジタル・アートに光を当てる今年のフェスティバルでは、9月30日と10月1日に「Sub Verse」と題した電子音楽フェスを開催。北モンゴル出身のNorth of X、台湾出身のHHなど、アジア全土から選出されたアンダーグラウンド・ミュージックが夜通し演奏される。

[フェスティバル概要]
2007年よりアデレード・フェスティバル・センター実行委員会により開催されている、アジアの作品に特化したオーストラリア最大規模の複合芸術祭。アジア全土で注目を集める演劇、ダンス、音楽、映画、ビジュアルアーツ作品などを紹介している。2009年よりアジアの国を選定して特集し、2011年には日本を特集。2015年からより現代的なプログラムを行うようになり、池田亮司、革命アイドル暴走ちゃん、インドネシアのテアター・ガラシ、同じくインドネシアのムラティ・スルヨダルモ、中国の演出家Meng Jinghuiなどが参加。

OzAsia Festival
http://www.ozasiafestival.com.au