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2015.12.21

第44回香港アーツフェスティバル(香港藝術節)が開幕(2016年2月19日〜3月20日)

 1973年より東西双方の大型舞台芸術やビッグネームのアーティストたちを紹介してきた国際舞台芸術祭が今年も香港市内各所の劇場で大々的に開催される。過去8年間エグゼクティブ・ディレクターを務めてきたのは、エスプラネードやシンガポール・アーツ・フェスティバルでもマーケティングやキュレーターを担当したティサ・ホー。
 本年度は「What comes after」をテーマに、世界中で様々なテロ、紛争、暴動、デモなどが頻発するなか、事件後に人は人生をどのように選択し、どのような行動に出るのかを舞台芸術作品を通じて思考していく。上演作品は、英国ナショナル・シアターとブリストル・オールド・ヴィックの共同製作作品『ジェーン・エア』、ベルギーのSKaGeNカンパニーによる『BigMoutH/SmallWaR』、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる『ヘンリー4世第1部、第2部』『ヘンリー5世』、ピーター・ブルック演出『バトルフィールド』など。
 香港アーツフェスティバルでは「伝統と再生」が重要なテーマになっているが、今年も広東オペラの名優Yau Sing-Poが演出も手掛ける『Li Bai』、北京京劇院の歴史的名旦(女形)・張君秋の後継者として知られるWang Rongrongが女形の技芸を披露する。

[フェスティバル概要]
例年旧正月明けの2月から約1カ月にわたって開催される、アジア最大規模の舞台芸術フェスティバル。1972年に有志が集まり、Hong Kong Arts Festival Society Ltd.を創設。翌73年に第1回を開催して以来、30年以上もの間、国内外の優れた舞台芸術を紹介している。主に中華人民共和国香港特別区政府の康楽及文化事務署(The Leisure and Cultural Services Department)と、香港ジョッキー・クラブ・チャリティーズ・トラスト(Hong Kong Jockey Club Charities Trust)からの助成で運営されている。
アジアおよび世界各国からのオペラ、音楽、ジャズ、ワールドミュージック、演劇、ミュージカル、ダンス、エキジビションなどの多彩なアートプログラムのほかに、青少年向けのワークショップなどの教育プログラムも充実。
コンテンポラリーダンスでは、同フェスティバルの新たな試みとして、アジアで活躍する若手振付家/ダンサーのショーケース「アジア・パシフィック・ダンス・プラットフォーム」を開催。香港におけるコンテンポラリーダンスの観客育成を目的として、ワークショップ、ディスカッションなども同時開催する。また、「ニュー・ステージ・シリーズ」として、ジャンル横断型の実験的作品のためのプラットフォームを新設。

香港藝術節(Hong Kong Arts Festival)
http://www.hk.artsfestival.org