国際交流基金 The Japan Foundation Performing Arts Network Japan

Presenter Topics プレセンタートピックス

2015.12.21

Association of Performing Arts Presenters(APAP)がNYで開幕(2016年1月15日〜19日)

 ブロードウェイなどにある大規模なエンターテインメント施設、大学や市立の舞台芸術教育組織、アーティスト・エージェンシー、プロモーター、フリーランスで活躍する作家など、おもにアメリカを拠点に舞台芸術産業にたずさわる様々な専門家が年1回ニューヨークに集う大型国際会議のAPAP。本年度は「Makers」をテーマに、「Make Art(アートをつくろう)」「Make Decisions(決断しよう)」「Make a Difference(違いをつくろう)」「Make Money – Good Business Practice(金儲けしよう – 好ましいビジネスの実践)」といったタイトルで総会、基調講演、ディスカッションなどを実施する。
 「Making the Arts Matter(アートに重要性を持たせる)」と題したオープニング総会には、オペラ歌手Carla Dirlikov、振付家Bill T. Jones、米国内最大の非営利放送局PBS代表取締役Paula Kerger、俳優・劇作家Anna Deavere Smithなどが登壇。なおBill T. Jonesは「つくり手たち」をテーマに、APAPのために10分の新作『Making and Doing』を創作し発表する。
 年々加速する舞台芸術界のデジタル化に合わせ、2日目には「Making Point of Entry(入口をつくる)」と題し、ニュー・メディア、配信テクノロジー、新たな観衆参加モデルなどを駆使してどれだけ多くの観衆・聴衆に伝達できるかを考える。また、Theatre Without Bordersの共同創設Roberta Levitow、第一世界(欧州や米国)の問題を分析思考するシンクタンクGhana Think Tank共同創設者John Ewingが登壇し、芸術を受容可能な人びとのヒエラルキーを撤廃する方法論について議論する。
 閉会式にはアカデミー賞、トニー賞、エミー賞受賞女優でありダンサーのリタ・モレノが登場。60年にわたりエンターテイメント業界で活躍し、かつ新たな地平を開き続けてきたそのキャリアについて貴重な講演を行う。

[概要]
世界各地のプレゼンター、アーティストらが一堂に会する業界最大の見本市APAPのニューヨークでの年次総会。ヒルトン・ニューヨークをメイン会場に開催される。カンファレンスでは、レセプションやランチミーティングなどの交流会、フォーラムや全参加者出席の本会議のほか、世界中から約400組の出展ブースが立ち、1,000以上のショーケースが開催される。
見本市を運営するAPAP(Association for Performing Arts Presenters)は、アーツ・プレゼンター、アーティスト、マネージャーによって構成されるパフォーミング・アーツ・プレゼンターのための協会。1957年に前身のACUCMが発足し、88年にAPAPと名称を変更。協会会員は、アート業界の大手団体から、個人で活動しているプロフェッショナルまで、アメリカ50州および15カ国以上に及ぶ。主に、全米芸術基金や各助成団体からの公的機関の寄付で運営。日本では、見本市が最も有名だが、年次会議、マーケティング・マネージメント・助成申請などの各種セミナー、会議、助成、ワークショップ、パフォーミングアーツに関わる出版物なども手がけている。
2009年次総会からは、基本情報を網羅したカンファレンス参加者用ウェブサイトが、初めての参加者にもわかりやすい内容となってリニューアルされている。

APAP|NYC
http://www.apapnyc.apap365.org