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Updated: 2022.6.21

「だれもが文化でつながる国際会議」が東京で開催(2022年6月28日〜7月7日)

 芸術文化による共生社会の実現を目指す国際カンファレンス「だれもが文化でつながる国際会議」が、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団の主催で開催される。この会議は、芸術文化を通した社会包摂や人々のウェルビーイングを目指す国内外の取り組みや動向を紹介し、交流と新たな連携の促進を目指すもの。会期中には国際会議、ショーケース、短期集中キャンプ、ネットワーキングの4つのプログラムが展開される。

 コミッティ・メンバーには、日本、シンガポール、インドネシア、台湾の専門家6名を迎え、「ウェルビーイング」「ダイバーシティ」「インクルーシブ・デザイン」「アクセシビリティ」「つながり・居場所づくり」の5つのテーマからプログラムを実施。プログラムの中心を成す国際会議では、基調講演・本会議・分科会全12セッションが予定され、基調講演にはロンドン市副市長(文化・クリエイティブ産業担当)のジャスティーン・サイモンズ氏が登壇する。

 国際会議は現在、公式サイトで事前予約を受付中。

だれもが文化でつながる国際会議
https://creativewell.rekibun.or.jp/conference/

第66回(2022年)岸田國士戯曲賞決定

 第66回岸田國士戯曲賞の最終選考会が2月28日に行われ、福名理穂『柔らかく搖れる』と山本卓卓『バナナの花は食べられる』がダブル受賞した。

 福名理穂は1991年生まれ、広島県出身。こまばアゴラ演劇学校の無隣館演出部に所属し、2014年に自らが主宰するぱぷりかを旗揚げした劇作家、演出家。広島の田舎町にある小川家を舞台にした本作は、ぱぷりかの第5回公演として2021年11月に初演。選考委員の岩松了は「地方都市の或る一族の怠惰な生とあっけない死を簡素なセリフで描いて見事」と評した。

 山本卓卓は1987年生まれ、山梨県出身。桜美林大学卒。演劇集団範宙遊泳を主宰する劇作家、演出家、俳優。本作はコロナ禍の影響により2020年にオンライン作品として『バナナの花』全4話を先行公開。その後、2021年3月に舞台作品として初演し、6台のカメラで収録した映像作品をオンデマンド配信したもの。マッチングアプリのユーザーと、女に化けて客を誘い込むサクラとして出会った男が意気投合して探偵業をはじめるという設定。選考委員のケラリーノ・サンドロヴィッチは、「なかなかないマナザシで描かれたアウトロー“ら”の連帯に泣かされ、溢れ出、止まらない言葉の勢いに興奮させられた」とコメントした。

◎最終候補作品(作者五十音順、敬称略)
小沢道成『オーレリアンの兄妹』(上演台本)
笠木泉『モスクワの海』(上演台本)
加藤シゲアキ『染、色』(上演台本)
瀬戸山美咲『彼女を笑う人がいても』(「悲劇喜劇」2022年1月号掲載)
額田大志『ぼんやりブルース』(「悲劇喜劇」2021年11月号掲載)
蓮見翔『旅館じゃないんだからさ』(上演台本)
ピンク地底人3号『華指1832』(上演台本)
福名理穂『柔らかく搖れる』(上演台本)
山本卓卓『『バナナの花は食べられる』』(上演台本)

*審査員:岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、矢内原美邦(五十音順、敬称略)

岸田國士戯曲賞
http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/