南出謙吾
南出謙吾 Kengo Minamide
1974年、石川県出身。99年より大阪で劇団「りゃんめんにゅーろん」を主宰する傍ら、2006年からは音響家Shinomyと共に演劇ユニット「Common days」旗揚げに参加。東京では、劇団「らまのだ」の座付作家としても活動している。15年『終わってないし』で第2回北海道戯曲賞優秀賞受賞、17年『触れただけ』で第22回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。その他、第21回劇作家協会新人戯曲賞、第15回、18回OMS戯曲賞、第10回、第12回AAF戯曲賞の最終選考ノミネート。俳優としても第33回大阪春の演劇祭最優秀主演男優賞受賞している。現代を薄く覆う社会不安を背景に、日常生活の会話の中で展開するどこかいびつでときに滑稽な男女の人間関係の鬩ぎ合いを描く。
