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バンコク国際パフォーミングアーツ・ミーティング(BIPAM)
Bangkok International Performing Arts Meeting (BIPAM)
(写真は2019年開催の様子)
https://www.bipam.org/
東南アジアの新たなプラットフォーム
バンコク国際パフォーミングアーツ・ミーティング(BIPAM)
バンコク国際パフォーミングアーツ・ミーティング(BIPAM) アーティスティック・ディレクター
2015年の「TPAM―国際舞台芸術ミーティング in 横浜」に参加したのをきっかけに、2017年にタイで発足した「バンコク国際パフォーミングアーツ・ミーティング(BIPAM)」。
バンコク国際パフォーミングアーツ・ミーティング(BIPAM)
Bangkok International Performing Arts Meeting (BIPAM)
(写真は2019年開催の様子)
https://www.bipam.org/
『父の歌(5月の3日間)This Song Father Used to Sing』
ウィチャヤ・アータマートがFor What Theatreで発表した代表作。父の命日を供養するために毎年バンコクの実家に戻ってくる姉弟が台所で思い出や近況を語り合う中で、タイの現代史において重要な意味をもつ5月17日、5月19日、5月22日を浮かび上がらせる作品。2019年クンステン・フェスティバル・デザール(ブリュッセル)、ウィーン芸術週間などに招聘された。パンデミック直前にはオスロのブラック・ボックス・シアターでも上演。2021年にKYOTO EXPERIMENTで上演予定だったがCOVID-19のため映像配信に変更。2022年再び欧州ツアーを実施。
https://kyoto-ex.jp/shows/2021s-wichaya-artamat/
https://kyoto-ex.jp/magazine/sho-fukutomi2021s/
(C)Wichaya Artamat
『9月の4日間 Four Days in September(The Missing Comrade)』
歴史的証拠の隠滅や活動家の拉致など、「失踪」をキーワードにタイの30年の歴史を暗示したウィチャヤ・アータマートの作品。2021年クンステン・フェスティバル・デザール、ウィーン芸術週間、、ブラック・ボックス・シアター(オスロ)、Maison de la Culture de Seine-Saint-Denis(フランス・ボビニー)、フェスティバル・ドートンヌ(パリ)による国際共同製作作品として欧州に招かれた。
(C)Kawin Sirichantakul
*1 ジャールナン・パンタチャート
https://asiawa.jpf.go.jp/culture/features/f-ah-tpam2019-jarunun-phantachat/
*2 ウィチャヤ・アータマート
演出家、For What Theatreのメンバー。1985年、タイ・バンコク生まれ。タマサート大学映画専攻卒業後、Bangkok Theatre Festival in 2008のプロジェクトコーディネーターを務める。2009年にNew Theatre Societyに参加。2015年にB-Floor Theatreに所属するササピン・シリワーニット、Crescent Moon Theatreに所属するベン・ブッサラカムヴォンとともにFor What Theatreを共同設立。個人史と政治の関わりを独自の演劇的アプローチで取り上げ、タイ現代演劇界で最も注目されている若手演出家。
*3 アミター・アムラナン
https://asiawa.jpf.go.jp/culture/features/ah-tpam2020-three-critics-interview/
*4 「The City & The City」
BIPAMとフェスティバル/トーキョーとの交流企画。2019年にスタートし、2020年には東京とバンコクの2都市から各3名のアーティストのチームが参加。それぞれが生活する都市についてのリサーチを行い、そのプロセスをオンラインで交換。最終プレゼーテーションとして2都市の会場でのヴァーチャルツアーを実施。
https://www.festival-tokyo.jp/20/program/bipam.html
*5 インドネシア・ドラマ・リーディング・フェスティバル(IDRF)
2009年に東京で開催されたアジア劇作家会議をきっかけに、2010年にジョグジャカルタでスタートしたインドネシアの新作戯曲のためのプラットフォーム。インドネシア語に翻訳した海外戯曲も紹介。
https://performingarts.jpf.go.jp/J/pre_interview/2109/1.html
*6 Pesta Boneka
https://www.pestaboneka.com/
*7 インドネシア・ダンス・フェスティバル(IDF)
1992年からジャカルタで2年に1度開催されているインドネシア最大の国際ダンスフェスティバル。国内外から招聘したダンス公演のほか、若手アーティストが学び、アイデアを発展させ、作品を上演する機会などを提供。
https://indonesiandancefestival.id/
*8 CAPACOA
カナダ舞台芸術協会。舞台芸術の上演とツアーに関わるプレゼンター、フェスティバル、カンパニー、エージェントなどを会員とする組織。
https://capacoa.ca/en/
*9 『I Don’t Care ไม่ว่าอย่างไร』
バンコクのB-Floor Theatreとミュンヘンのバイエルン州立劇場レジデンツテアターによる国際共同プロジェクト。ジャーナリストで作家のユルゲン・ベルガーが2017年から22年にかけてタイとドイツのトランスジェンダーの人々に行ったインタビューにインスピレーションを得た、アイデンティティの自己決定をテーマにした作品。B-Floor Theatreの振付家・演出家・共同ディレクターのジャールナン・パンタチャートとドイツの演出家のアンナ=エリザベス・フリックの共同演出。タイのビデオアーティスト ノンタワット・ナムベンジャポン、俳優2名(パッタウィー・テープクライワン、サルット・コーマリッティポン)、レジデンンツテアターの専属俳優マライケ・バイキルヒが参加。2022年9月にバンコクで世界初演後、10月にミュンヘンで公演を行う。
https://www.residenztheater.de/en/stuecke/detail/i-dont-care
*10 『プラータナー:憑依のポートレート』
タイ現代文学のウティット・へーマムーンによる小説を原作とし、岡田利規の脚本・演出、塚原悠也(contact Gonzo)のセノグラフィーによる演劇作品。タイの現代史と、そこで生きる一人の芸術家を描く。タイの俳優11名出演のもと、2018年バンコクで世界初演、同年パリのポンピドゥ・センターにてフェスティバル・ドートンヌ・パリ/ジャポニスム2018公式企画として、さらに翌年には響き合うアジア2019にて東京で上演された。
https://www.pratthana.info/
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