Presenter Interview プレゼンターインタビュー

Hugo De Greef,
presenter behind the “Flemish wave”
ベルギー
フレミッシュ・ウェイブの仕掛け人
ユーゴ・ドゥ・グレーフ
ユーゴ・ドゥ・グレーフ Hugo De Greef
ユーゴ・ドゥ・グレーフは、ブリュッセルで国際フェスティバルのカイテアター(Kaaitheater)を1977年に創設。20年間にわたってディレクターを務め、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルやヤン・ロワースなどベルギー・フランダース地域のアーティストを世界に知らしめた「フレミッシュ・ウェイヴ」の影の立役者。その後、プロデューサーとしてフランダース・フェスティバル、欧州文化首都の運営に関わり、また、舞台芸術に関する専門誌『エトセトラ』の創刊やIETM(Informal European Theatre Meetings)の創設にも参画するなど、演劇人、劇場、フェスティバルのネットワーク化に尽力してきた。欧州フェスティバル協会(EFA)の事務局長、ブリュッセルの文化施設フラジェのディレクターを歴任し、現在は国際文化政策に関する文化大臣顧問を務めているドゥ・グレーフ氏に、現代舞台芸術の創造基盤が大きく欠けていたフランダース地域の発展をいかに推進したかを聞いた。
(聞き手・構成:藤井慎太郎)