北村想
北村想 Soh Kitamura
1952年滋賀県生まれ。劇作家、小説家、エッセイスト。自らの作・演出により「T.P.O師★団」(1970年設立)を振り出しに、「彗星 ’86」(1986年設立)、「プロジェクト・ナビ」(1986年設立)と名前を変えながら劇団活動を展開。79年に発表し、15年にわたって上演を続けた代表作『寿歌(ほぎうた)』で小劇場演劇の旗手として注目される(2003年に劇団活動に終止符)。1984年に『十一人の少年』で第28回岸田戯曲賞受賞。『雪をわたって 第二稿 月の明るさ』で紀伊國屋演劇賞個人受賞。2013年からSIS companyのプロデュースにより日本文学へのリスペクトを込めた新作戯曲シリーズをスタート。太宰治の未完の小説をモチーフにした第1弾の『グッドバイ』で第17回鶴屋南北戯曲賞受賞。これまで執筆した戯曲は約200。小説、ラジオドラマ、エッセイなど幅広く活動。2013年に「恋愛的演劇論」(松本工房発行)を上梓。
