木津茂理

木津茂理

木津茂理 Shigeri Kitsu

民謡歌手・太鼓奏者。神奈川県横浜市に、民謡尺八奏者・木津竹嶺の長女として生まれる。民謡の唄を父に、三味線を本條秀太郎、太鼓を山田鶴喜美に師事。幼少の頃からテレビ・ラジオの民謡番組、民謡ステージに出演。高校卒業後はポップス、ジャズ、ワールドミュージックなど様々なジャンルのアーティストのコラボレーションに参加。1997年、「第1回ウズベキスタン世界民族音楽祭」で審査員特別賞を受賞したのを機にソロライブを開始し、「太鼓を打ちながら唄う」という独自のスタイルで活躍。また、2002年に津軽三味線奏者の重鎮、澤田勝秋とデュオ「つるとかめ」を結成。民謡が本来もっていた大らかなエネルギーと楽しさを再生しようと、唄に焦点をあてた演奏活動を開始。2002年ロサンゼルス、2003年インドネシア・シンガポール、2004年ニューヨーク、2008年イタリア・ドイツ、2009年キルギス・タジキスタン・カザフスタン、2010年上海など海外公演も積極的に行っている。妹の民謡歌手・木津かおりともデュオを組む。