サミュエル・ミラー

サミュエル・ミラー

サミュエル・ミラー Samuel A. Miller

サミュエル・ミラーは、プレゼンター、プロデューサー、芸術助成財団のヘッド、また芸術NPOの分野におけるコンサルタントとして比類のないキャリアを歩んできた人物だ。2004年から2009年までレバレッジング・インベストメント・イン・クリエイティビティー(LINC/「創造に対するテコ入れ支援」という意味)の運営代表。これに先立つ10年は、ニュー・イングランド芸術財団(New England Foundation for the Arts NEFA)のエグゼクティブ・ディレクターを務める。この間に、ニュー・イングランド地方にとどまらず全米に強い影響を与えた「ナショナル・ダンス・プロジェクト」や、国際事業「カンボジア・アーティスト・プロジェクト」などを世に送り出しているほか、「クリエイティブ・エコノミー」(NPOの芸術活動がニュー・イングランド地方の経済にいかに貢献しているかをデータで示し、NPOの芸術活動の重要さを証明したプロジェクト)、「エクスペディションズ」(情報の流通や助成金制度を通じてニュー・イングランド地方のプレゼンターの恊働によるツアー企画を推進したプロジェクト)など、新規事業を次々に立ち上げる。また、1986年から1995年までは、全米屈指の夏のフェスティバル「ジェイコブス・ピロー・ダンス・フェスティバル」の運営ディレクター、のちにエグゼクティブ・ディレクターとしても活躍。