大信ペリカン
大信ペリカン Pelican Onobu
1975年、兵庫県出身。劇作家、演出家。満塁鳥王一座(まんるいとりきんぐいちざ)主宰。96年に在籍していた福島大学演劇研究会を母体として満塁鳥王一座を旗揚げ、以降ほぼ全作品の作・演出を行う。近年は外部作品への作品提供を行うなど活動の幅を広げている。福島県南相馬市において東日本大震災及び原子力発電所事故で被災する。現在は福島市在住。「いかにして作品にリアルな重量を与えるか」と考え続けるなか、細かなモノローグの断片によって構成される劇作法に行き着く。主な作品に、登場人物それぞれが独自の主張を語ることで複合的な出来事を浮かび上がらせる『エレクトラ』『アンアパシックズノートパラグラフフィフティーン』など。『キル兄にゃとU子さん』は11年6月より東京、横浜、仙台、青森、北九州の五都市で上演、リーディング公演が行われた。
