オ・テソク

オ・テソク

オ・テソク Oh Tae-sok

韓国国立中央劇場・国立劇団 芸術監督
1940年生れ。劇作家、演出家。延世大学哲学科卒業。1964年、『化粧した男たち』(未公演)で韓国日報新春文芸長幕佳作を受賞し作家としてデビュー。その後、国立劇場に『換節記』『高熱草』『山茱萸』などを書き下ろし、作家として活動。1984年に劇団木花を旗揚げして以来、自作の演出も手掛け、韓国を代表する劇団として日本、イギリス、インド、中国などでも数々の公演している。呉泰錫の演劇美学は、韓国の伝統演戯であるパンソリの三・四調を基調とした台詞にあり、俳優の身体表現に韓国独自の喜怒哀楽を用いるなど、伝統から多くの影響を受けている。多数の各種演劇賞を受けるとともに、2004年には大韓民国文化芸術賞を受賞。現在、劇団木花代表、韓国国立中央劇場国立劇団芸術監督、ソウル芸術大学劇作科名誉教授。