野木萌葱

野木萌葱

野木萌葱 Moegi Nogi

1977年、神奈川県横浜市出身。日本大学芸術学部演劇学科劇作コース(第1期)卒業。中学2年の時に観た映画をきっかけに劇作に目覚める。高校進学後は演劇部にて劇作・演出を担当。大学在学中の98年に、ユニットとして「パラドックス定数」を結成し『神はサイコロを振らない』を上演する。2007年、代表作となる『東京裁判』初演時にメンバーの固定化を受け劇団化。史実や実際の事件・人物を題材・枠組みに用い、大胆な想像力で物語を創造。濃密な人間関係より生まれる緊張感のある会話劇を得意とする。主な作品に、グリコ森永事件の犯人たちの姿を描く『怪人21面相』、大逆事件を材に取った『インテレクチュアル・マスターベーション』、2.26事件当夜を描く『昭和レストレイション』、劇団青年座に書下ろした、戦前から東京裁判に至る日本の動静を、後に戦犯として裁かれることになる外交官たちの目線から語る『外交官』など。

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