岩崎正裕

岩崎正裕

岩崎正裕 Masahiro Iwasaki

1963年生まれ。劇作家・演出家、劇団太陽族主宰。関西小劇場演劇界の旗手のひとり。1982年に、大阪芸術大学舞台芸術学科の学生で「劇団大阪太陽族」を結成し、演劇活動を始める。1990年に199Q 太陽族と改名、2001年から現在名で活動。1995年に日本を震撼させた宗教団体オウム真理教事件を題材にした『ここからは遠い国』を発表し、OMS戯曲賞受賞。社会で起こる事件や現象をモチーフに、現代人のもつ閉塞感とわい雑な人間関係を描いた作品で定評がある。特に、幻想と現実、時間と空間が行き来する舞台ならではの非日常的な演出スタイルにファンが多い。高校生などを対象にした劇作や演出のワークショップ指導者としても活躍し、北九州芸術劇場、長崎ブリックホールなど全国の公立ホールで市民参加劇を発表している。2008年から伊丹アイホール・シアター・ディレクターに就任。

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