マーティン・デネワル

マーティン・デネワル

マーティン・デネワル Martine Dennewald

テアターフォルメン ディレクター
1990年に創設されたドイツの国際舞台芸術祭、テアターフォルメン(Festival Theaterformen)は、冷戦下の89年に当時の東ドイツとの国境に近いブラウンシュヴァイク市で世界の多様な舞台芸術を提示するために構想されたフェスティバルだ。95年の同市の主要会場の事故により、ハノーファーのハノマグ・サブマリン・ホールが代替会場となったのを契機に両都市で開催されるようになり、2007年以降は2都市で交互に開催されている。創設当時より、多様な同時代舞台作品を扱い、大掛かりな舞台作品から親密な空間で上演される室内劇、古典戯曲上演、ドキュメンタリーシアター、一人芝居、インスタレーション、オーディオ・ツアー、サイトスペシフィック作品にいたるまで、さまざまな形式の舞台作品を取り上げ、多くの作品の世界初演・欧州初演・ドイツ初演を手がけ、また国際共同製作にも参加している。2014年、1980年生まれでルクセンブルク出身のマーティン・デネワルがディレクターに就任。