マーク・テ

マーク・テ

マーク・テ Mark Teh

多様な民族と文化・言語が共存するマレーシアで1983年に設立されたアーティスト・コレクティブ「ファイブ・アーツ・センター」が2016年高松宮殿下記念世界文化賞「若手芸術家奨励制度」を受賞した。マハティール首相による高度成長期に育ち、学生時代にファイブ・アーツに参加したマーク・テ(1981年生まれ)は、地域のアートプロジェクトを手がけ、マレーシア独立問題を歴史資料や生き証人たちに取材した『Baling』プロジェクトを10年以上追求するなど、新世代アーティストとして注目されている。