マーク・ラッセル
マーク・ラッセル Mark Russell
ニューヨークのパブリック・シアターを拠点に開催される実験的演劇作品の国際フェスティバル「アンダー・ザ・レーダー・フェスティバル(UTR)」のプロデューサー兼ディレクター。UTRは、ラッセル氏がブルックリンのセント・アン・ウェアハウスという劇場でスタートさせた2005年1月の初回は、米国の実験劇場の作品を主体に1週間のイベントとして始まったが、ほどなく今日のような趣旨の2週間のフェスティバルへと発展。8年目にあたる2012年1月のフェスティバルには、初めて日本からの作品が2つ( 岡田利規 /チェルフィッチュの『ホットペッパー、クーラー、お別れの挨拶』、野田秀樹の『THE BEE』)招聘され、いずれもジャパン・ソサエティー主催にて同ソサエティー内劇場で2週間上演された。
遡って1983年〜2004年にはニューヨークのイースト・ビレッジにある小劇場、パフォーマンス・スペース122(通称P.S.122)のエグゼクティブ・ディレクター兼芸術監督。2006〜08年には、オレゴン州ポートランドのオーガニゼーションPICA(パイカ)主催のタイム・ベースト・アート・フェスティバル(通称TBAフェスティバル)のゲスト芸術監督を務めた。テキサス大学出身・演劇専攻。
