室伏鴻
室伏鴻 Ko Murobushi
振付家・舞踏家。1969年土方巽に師事。71年出羽三山で修験道研究。72年「大駱駝艦」の創立に参加、数多くの名舞台に出演する一方、女性だけの舞踏集団「アリアドーネの會」をプロデュース。76年福井県五太子町に「北龍峡」を拓き、舞踏派「背火」を立ち上げ、『虚無僧』を上演。78年パリで上演した『最期の楽園─彼方の門─』が1カ月のロングランとなり、舞踏が世界のBUTOHとして認知されるきっかけとなる。以来、数多くのフェスティバルに招聘され、即興性を活かしたソロ公演を行う。2000年から本格的に日本での活動を再開し、神楽坂die pratzeで「Edge」を発表。03年に若手メンバーを加えたユニットKo&Edge Co.を立ち上げ「美貌の青空」を発表。05年舞台批評家協会賞受賞。06年ヴェネチア・ビエンナーレで「quick silver」を発表。アンジェ国立振付センターなどで指導者としても活躍。
