ケラリーノ・サンドロヴィッチ
ケラリーノ・サンドロヴィッチ Keralino Sandorovich
1963年生まれ。横浜放送映画専門学校(現・日本映画学校)を卒業後、バンド「有頂天」を結成し、ヴォーカリストを務める。インディーズ・バンドブームの中心的な存在として音楽活動を行う一方、劇団健康を旗揚げして、1985年から92年までナンセンス・コメディを中心とした作品を発表。93年に演劇ユニット「ナイロン100℃」を立ち上げ、ほぼ全公演の作・演出を担当している。公演を「セッション」と称し、レギュラーメンバーに加え、毎回、多彩な客演を招いた企画性豊かな舞台を展開。得意のナンセンス・コメディのほかに、シチュエーション・コメディ、ダンス・映像・コントなどをミックスしたライブ的作品、女優だけによる西部劇など、多様な作品を発表している。99年に『フローズン・ビーチ』で岸田國士戯曲賞受賞。2002年第1回朝日舞台芸術賞、2002年『室温〜夜の音楽〜』で第5回鶴屋南北戯曲賞および第9回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。
