笠井叡
笠井叡 Akira Kasai
笠井叡は1963年に大野一雄に、翌64年に土方巽に出会い、舞踏家としての活動を始める。1971年には若干28歳で天使館(*1)を創立。ここから、山田せつ子や山崎広太などの舞踊家を輩出。79年、ドイツに旅立ち、シュトゥットガルトのオイリュトメウムに入学。85年に帰国後、シュタイナーの人智学についての講演、オイリュトミーについての講演や公演を各地で開催する。94年に『セラフィータ(*2)』でダンス界に復帰してからは、自身のソロ公演に加え、木佐貫邦子、伊藤キム、白河直子、黒田育世など日本のコンテンポラリーダンスを代表する舞踊家たち、世界のバレエ界を代表するひとりルジマトフなどにも振り付けるほか、北米、南米、ヨーロッパ、韓国など海外での公演活動も精力的に行う。
