中津留章仁

中津留章仁

中津留章仁 Akihito Nakatsuru

1973年、大分県出身。2000年に「トムアクターズスタジオ」出身の俳優らと共に「TRASHMASTERS」を旗揚げ。団体名は「駄作の達人」の意味合いで、名作・王道と呼ばれる作品の方程式にはない手法や表現を模索し、創作に用いることで、それら主流を超える創作をめざしていることからつけられた。近年は、日本の現代社会が抱える多様な問題を取り入れた、重厚な人間ドラマを数多く執筆。エンタテインメントとして広く楽しめる作品を前提としながらも、床面まで変える大胆な場面転換や、長時間上演など、制作する上で難しいとされる舞台づくりにチャレンジしている。主な作品に『TRASHMASTAURANT』(2002、2003年。TVドラマ化もされる)、『とんでもない女』(2008、2011)、『BEYOND THE DOCUMENT〜渇望と裁き〜』(2008)、『elevation〜幸福の難民〜』(2009)、『灰色の彼方』(2010)など。劇団外のプロデュース公演での劇作・演出、映像作品のシナリオ執筆の他、俳優としても活動。劇団以外の上演ユニット「中津留章仁Lovers」や、自身の製作プロダクション「Last Creators Production」での活動も行っている。

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