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『ほったまるびより』(2015年)
(C) NaoYoshigai
言葉になる前の情動を
踊り、映像にする
Photo: Natsuki Kuroda
振付家・ダンサーで、映画作家である吉開菜央(1987年山口県生まれ)。日本女子体育大学舞踊学専攻でダンスを学んだ後、東京藝術大学大学院映像研究科に進学。2010年代に作家としての活動をスタート。2019年には第72回カンヌ国際映画祭監督週間短編部門に『Grand Banquet』(2018年)が正式招待されるなど、身体表現と映像制作の両面を必須の要素とした作品世界は高く評価されている。
『ほったまるびより』(2015年)
(C) NaoYoshigai
『ほったまるびより』(2015年)
監督:吉開菜央 出演:織田梨沙、柴田聡子、後藤ゆう、小暮香帆、菅彩香、矢吹唯 音楽:柴田聡子
(C) NaoYoshigai
『Shari』(2021年)
写真家の石川直樹が知床の魅力を発掘・発信することを目的として地元の写真愛好家たちと斜里町でスタートした「写真ゼロ番地知床」が吉開菜央を招いて製作した映画。2019年から斜里町の自然、生活、そこで暮らす人々をリサーチ。吉開が人と獣の間のような「赤いやつ」に扮して自らナレーションしながら斜里を彷徨い、野生の風景や音を織り交ぜて、ドキュメンタリーとフィクションをコラージュした作品。
監督:吉開菜央
撮影:石川直樹 助監督:渡辺直樹 音楽:松本一哉 音響:北田雅也
出演:斜里町の人々、海、山、氷、赤いやつ
(C) NaoYoshigai
撮影:石川直樹
『Grand Bouquet』(2018年)
監督・脚本・編集:吉開菜央
出演:Hanna Chan
(C) NaoYoshigai
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