Presenter Interview プレゼンターインタビュー

Supporting arts at risk —
The program approach of ONDA
フランス
リスクのある芸術を支援する
ONDAの取り組み
ファビアン・ジャネル Fabien Jannelle
1975年に地方への質の高い舞台芸術の普及と舞台芸術関係者のネットワークづくりをミッションとして設立され、文化省からの助成によって運営されているフランス芸術振興会(ONDA)。現在では、革新的、同時代的な舞台芸術を集中的に支援する新たな方針により、コンテンポラリーな創造活動に対し、2010年実績で580団体に総額約250万ユーロを支援。年間約50回の舞台芸術関係者の会合や、公共劇場が前衛作品の上演により被った赤字の一部を補填する「財政保証」という新たな支援など、現代舞台芸術のプラットフォームとして欠くことのできないONDAの活動について、1995年からディレクターを務めるファビアン・ジャネル氏に聞いた。
聞き手:藤井慎太郎(早稲田大学文学学術院教授)2011年9月8日パリ、ONDA本部にて