Artist Interview アーティストインタビュー

The new realm of contemporary dance pioneered by Yukio Suzuki, an inheritor of the compelling body movement of butoh
dance
舞踏の切実な身体の継承者
鈴木ユキオが切り開く新たなコンテンポラリーダンス
2008年度トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」を受賞、今、最も注目される振付家・ダンサーの鈴木ユキオ。アスベスト館(舞踏の創始者故・土方巽の拠点)の「からだの学校」や室伏鴻から舞踏を学び、鍛え上げられた自らの身体をもとに生み出す作品は、切実で緊張感に満ちている。自らが率いるカンパニー「金魚」で活動を行い、ソロ、ミュージシャンとのコラボレーション、グループ作品を発表するほか、室伏が率いるKo & Edge Co.にダンサーとしても参加。1972年生まれの鈴木がどのようにして舞踏と出会い、何を目指しているのか。その舞踊観に迫る。
聞き手:石井達朗