Artist Interview アーティストインタビュー

A look into the world of performer Noriyuki Sawa
With the new form of puppetry known as “figure theatre”
play
人形劇の新しいムーブメント「フィギュア・シアター」で独自の世界を切り開くパフォーマー沢則行の感性とは?
沢 則行
人間も人形も同等に舞台に立つヨーロッパの新しい人形劇のムーブメントであるフィギュア・シアター(日本ではオブジェクト・シアターとも紹介されている)。その手法をチェコ国立芸術アカデミーで学び、チェコを拠点に世界屈指のDRAKをはじめ、数々の劇団と共同制作を続ける現代人形劇パフォーマーの沢則行。仮面と人形を使った一人無言劇『マクベス』、色彩感覚あふれる影絵作品、日本の民話を題材にした小作品など、チェコの人形劇の手法に日本人の感性を融合させた多くのレパートリーで世界各地を巡演する沢に、その歩みと人形劇の現在について聞いた。
聞き手:塚田千恵美