国際交流基金 The Japan Foundation Performing Arts Network Japan

Presenter Topics プレセンタートピックス

2019.10.23

オーストラリアで開催されるアジアに特化したの舞台芸術祭「オズアジア・フェスティバル」開催(2019年10月17日〜11月3日)

 オーストラリアで毎年10月から11月にかけて3週間にわたり開催されている複合芸術祭。アジア地域に特化した演劇、ダンス、ビジュアルアート、音楽、文学、映画、食文化を紹介。芸術監督はジョセフ・ミッチェル。これまで、日本、韓国、中国、カンボジア、インド、インドネシア、イラン、ラトヴィア、マレーシア、シンガポール、シリア、米国、イスラエル、タイ、英国、フィリピンそしてオーストラリアのアーティストなどを紹介。
 今年は、日本から演劇部門でタニノクロウ率いる庭劇団ペニノとオタ芸をモチーフにした革命アイドル暴走ちゃんが参加。タニノは2017年に『地獄谷温泉 無明ノ宿』を上演してから2度目の参加。今回は、小さな洋食屋を舞台に、不気味なマスター(姿を見せず声だけ。声はヘッドセットを通じて観客に伝えられる)が客としてやってきた無職の若者に取り憑く『ダークマスター』を上演。同じく2度目の参加となる革命アイドル暴走ちゃんは、2018年に横浜で初演した『萌え萌え♡ハリケーン』を上演する。ダンス部門ではcontact Gonzoが地元アデレードのZephyr Quartetとコラボレーションし、『Stuck in the Narrowest Path』を世界初演する。
 その他、演劇部門では、1994年のIMF金融危機以後、新自由主義に舵を切り、過労と心労で自殺者が激増している韓国現代社会の現実を描くジャハ・クーの『Cuckoo』、過去数十年にわたる激変で親子三世代で共通言語を持つことができないほどのインドのプンジャビ地方の日常を友人に語るように描くアビシェク・サパールの『My Home at the Intersection』などをラインナップ。まだアクラム・カーンの最新作『Outwitting the Devil』も話題。

[フェスティバル概要]
2007年よりアデレード・フェスティバル・センター実行委員会により開催されているアジアの作品に特化したオーストラリア最大規模の複合芸術祭。アジアで注目を集める演劇、ダンス、音楽、映画、ビジュアルアーツ作品などをプログラム。2009年から国別特集を企画し、2011年には日本が特集された。2015年には池田亮司、革命アイドル暴走ちゃん、インドネシアのテアター・ガラシ、ムラティ・スルヨダルモ、中国の演出家Meng Jinghuiをプログラムするなど、現代的なプログラムに力を入れる。

オズアジア・フェスティバル(OzAsia Festival)
https://www.ozasiafestival.com.au/