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2019.9.26

フランス最大規模の芸術祭「フェスティバル・ドートンヌ」開催 (2019年9月10日〜12月31日)

 今年で48回目となるフランス最大規模の複合芸術祭。イギリス、ベルギー、ポルトガル、デンマーク、ドイツ、キプロス、イタリアなど欧州諸国のほか、エジプト、韓国、台湾、中国、オーストラリア、ブラジル、南アフリカ、カナダ、コンゴ民主共和国などからアーティスト・カンパニーが参加する国際色豊かなフェスティバル。
 「ル・ポートレ(作家の肖像)」と題して毎年数名の作家を特集上演。今回は、生誕100周年となる故マース・カニングハム、1980年代に「ニュー・ダンス」シーンで活躍したスペイン人振付家のラ・リボ、フランスの巨匠演出家クロード・ヴィヴィエを取り上げて紹介。中でもカニングハム特集では、その半世紀を超えるアーティスト人生を通じて、ダンス、ライブ・パフォーマンス、音楽、ビジュアル・アートなど多岐にわたる分野で実験精神を保ちつづけた彼の作品群が会期中さまざまなところで上演・展示される。また、ラ・リボが、マティルド・モニエ、ティアゴ・ロドリゲスとコラボレーションした新作『Please Please Please』をポンピドゥー・センターで発表するのも話題。
 その他、ロバート・ウィルソン、ミロ・ラウ、ティアゴ・ロドリゲス、ロビン・オーリン、モハメド・エル=カティブ、ウースター・グループ、クリストフ・マルターラー、リミニ・プロトコル、フランク・カストルフなど錚々たるメンバーが参加する。

[フェスティバル概要]
芸術の都、パリで毎年秋に催される芸術の祭典。1972年、ポンピドゥー大統領の肝いりで文化大臣のミッシェル・ギーが総監督となってスタート。 90年にギーが死去した後はアラン・クロンベックが総監督を務めている。運営組織はNPOで、文化・コミュニケーション省、パリ市、イル・ド・フランス地方からの助成金と、企業や個人、友の会会員からの寄付により運営されている。国内初演のオリジナル作品の紹介、実験的な作品や新しい才能の発掘、ヨーロッパや北米の文化機関とのコラボレーション作品の委嘱、非ヨーロッパ文化圏の主要な作品の紹介などをフェスティバルの柱としている。日本人では、池田亮司、平田オリザ、梅田宏明、岡田利規、三浦大輔などが参加している。現在の総監督はエマニュエル・ドゥマーシー=モタ。2018年度は同時開催されているジャポニズム展との共催で、岡田利規、岩井秀人、松井周、タニノクロウ、藤田貴大、木ノ下裕一など多数の日本人作家が招聘されている。

フェスティバル・ドートンヌ(Festival d’Automne)
https://www.festival-automne.com/