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2019.1.23

バンクーバーでPuSH国際舞台芸術フェスティバル開幕(2019年1月17日〜2月3日)

 欧州の国際演劇フェスティバルをモデルとし、欧州、アジア、米国の現代舞台芸術作家たちを招聘し、バンクーバー拠点の作家たちとの対話を促し、地元の演劇シーンを活性化することを目的とする。特に音楽、映像、演劇などの分野を問わずジャンル越境的で、今までにない形式のパフォーミング・アーツの紹介に力点を置く。2019年度はフェスティバルの15周年を記念するシーズンとなる。
 まず今年はアントワープ拠点のアートコレクティブBERLINがジャーナリストのキャシー・ブリッソンとチェルノブイリの立入禁止区域で老夫婦と5年間共に暮らし、親密な絆を彼らと築きながら撮影しつづけたドキュメンタリー・インスタレーション『Zvizdal(Chernobyl - So Far So Close)』が話題を呼んでいる。またベルトラン・レスカとナジ・ヴートゥサスによるシリアの町名を題名に冠した二人芝居『Palmyra』では、ひとりの男は皿を持ち、もうひとりは持たない、という状況から喜劇的で暴力的でもあるアルチュール・アダモフのような不条理劇が浮かびあがる。
 日本からは梅田哲也、ASUNA、Marginal Consortという3組のミュージシャン/アーティストが登場。演奏と上演のあいまで実験的な挑戦をつづけるパフォーマンスを展開する。

[概要]
モントリオール、トロントが優勢のカナダ舞台芸術界において、近年注目されているバンクーバーのフェスティバル。バンクーバー都市部の複数の会場で開催される。演劇、ダンス、音楽をカバーし、「最高のコンテンポラリー・パフォーマンス」を紹介することを目指して国内作品を厳選。その他外国からも小規模ながら野心的なコンテンポラリー・パフォーミング・アーツを紹介しており、2009年には2万3,000人以上の観客が集まるなど成功を収めている。日本からは2009年にチェルフィッチュが参加。その他プレゼンター向けのミーティングも行われるなど、内外を結ぶネットワーク機能の充実を図っている2019年度には、恩田晃のキュレーションにより、梅田哲也、Marginal Consort、ASUNAなどのサウンドアーティストが日本から参加。

PuSh国際舞台芸術祭(PuSh International Performing Arts Festival)
https://pushfestival.ca/