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2017.10.26

パフォーマンス・アート・フェスティバルの PerformaがNYで開幕(2017年11月1日〜19日)

 20世紀におけるパフォーマンス・アート(身体性を用いたライブアート全般)を考察することを目的に2005年にスタートしたビエンナーレ。舞台芸術とビジュアルアートの双方に軸足を置き、ニューヨーク市内各所を会場に隔年で開催。今年は「アフリカ都市間の文化的ダイアローグ」「ダダイズムの伝統」「建築とパフォーマンスの接点」がテーマ。
 南アフリカを代表する作家ウィリアム・ケントリッジが、故郷ケープタウンのHandspring Puppet Companyと共同制作した『Ursonate』を発表する他、エストニア、ナイジェリア、ケニア、フランスなどの若手アーティストたちが参加。また、「Eiko&Koma」のユニット名で1976年より40年以上、NYを拠点に活躍してきた舞踏家・尾竹永子のパフォーマンスや、強烈なコンセプチュアル・アートで知られる米国の巨匠作家のひとりバーバラ・クルーガーによるメッセージ作品の市内各所での展示も行われる。
 オープニング・ナイトにはオノ・ヨーコが登場。最終日には「パンクの父」として知られる故マルコム・マクラーレンの名を冠した「マルコム・マクラーレン賞」が、アヴァンギャルドでパンクな精神に満ちた作家に授与される。

[フェスティバル概要]
2004年に美術史家ローズリー・ゴールドバーグによって創立された同名オーガニゼーションの主催によるパフォーマンス・アートのビエンナーレ。2005年から隔年開催し、ビジュアルアート、音楽、ダンスや詩、そしてファッションや建築など、パフォーマンスを媒介にジャンル間の境界を打ち破る多様なプログラムが組まれている。軸となるのはビジュアルアーティストによるパフォーマンス・アート作品制作を支援するプログラムで、過去に音楽家のアート・リンゼイ、振付家・映像作家のイヴォンヌ・レイナー、画家のワンゲチ・ムトゥ、美術家のマイク・ケリーらが参加。その中のいくつかの作品はPerformaでプレミアを飾った後、世界中を巡回している。

Performa 17
http://17.performa-arts.org/