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2016.2.10

オーストラリア有数の国際芸術祭アデレード・フェスティバル開催(2016年2月26日〜3月14日)

 演劇、音楽、ダンス、文学、ビジュアル・アート、児童作品など、2週間半にわたりさまざまな芸術作品が紹介される国際芸術祭。当初はビエンナーレ形式を採用していたが、2012年以後、毎年開催している。現芸術監督は、ロンドンのオルタナティブ・ミュージック・フェスティバルMeltdownの創設者として知られるデヴィッド・セフトン。来年度よりシドニーのベルボア劇場で共同芸術監督を務めたニール・アームフィールド&レイチェル・ヒーリーが同職に就任する予定。
 本年度は、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団が『ネルケン(カーネーションズ)』で35年ぶりにアデレードに招聘されるほか、昨年のエディンバラ演劇祭での初演以後、ロンドンのナショナル・シアターなどで再演を続けているスコットランド国立劇場による『ジェームズ・プレイ3部作』、フランスのGroupe Fによる、デジタル映像とエレクトロニック音楽と火薬インスタレーションを融合した一夜限りの大型野外スペクタクル『À Fleur de Peau』が上演される。
 舞台部門ではほかに、ロメオ・カステルッチの『Go Down, Moses』、カナダのコンテンポラリーダンス・カンパニーThe Holy Body Tattooによる『monumental』、英国のイラストレーターとパフォーマーコンピにより結成されたカンパニー1927による『Golem』などを上演。地元オーストラリアからは、フィリップ・カヴァナー作『Deluge』、Slingsbyカンパニーによる『The Young King』、南オーストラリア州立劇場、ベルボア劇場、マルトハウス劇場が共同制作するデヴィッド・グレッグ作『The Events』などが上演される。
 音楽部門では、米国のドゥーム・メタル・バンドSUNN 0)))、フランスの伝説的プログレッシブ・ロック・バンドMAGMAなどが登場する。
 キッズ・ウィークエンド、小説家週間、アデレード・ビエンナーレ・オブ・オーストラリア・アートなども同時開催される。

[フェスティバル概要]
1960年、南オーストラリア国立劇場運動に関わり、アデレードにアーツ・フェスティバル開催の潜在能力があると確信したジャーナリスト、ロイド・デュマがアデレード大学の音楽教授ジョン・ビショップとともに、各方面の有力者たちの協力を得て、半月間に105公演(大人向け74公演、子ども向け31公演)という規模でスタート。シドニー、メルボルンと並ぶオーストラリア有数のインターナショナル・フェスティバルとして、偶数年に開催されている。日本のカンパニーでは1994年に第三エロチカ(『マクベスという名の男』)、2000年に維新派(『水街』)などが招聘されている。

アデレード・フェスティバル(Adelaide Festival)
http://www.adelaidefestival.com.au/