国際交流基金 The Japan Foundation Performing Arts Network Japan

Presenter Topics プレセンタートピックス

2015.7.3

ニューヨークで「リンカーンセンター・フェスティバル」開幕(2015年7月6日〜8月2日)

 ニューヨークのリンカーンセンターで毎年開催される大規模な舞台芸術フェスティバルが今年も開幕。前衛的な若手作品よりも、すでに名のある演出家や振付家による作品が多く招聘されるのが特徴。
 今年の目玉は蜷川幸雄演出、村上春樹原作の『海辺のカフカ』。蜷川作品が同フェスティバルに招聘されるのは井上ひさし作『MUSASHI』(2010年)以来となる。その他、ドイツの演出家トーマス・オスターマイアーによるストリンドベリ作『令嬢ジュリー』、ロシアの作家・演出家Revaz Gabriadzeによる人形劇『ラモーナ』、英国人演出家デクラン・ドネランによる『ユビュ王』、中国中央バレエ団(National Ballet of China)による『The Peony Pavilion(牡丹亭)』などが予定されている。
 音楽プログラムでは、ティム・バートン映画の音楽で有名な作曲家ダニー・エルフマンによる名曲群のライブ・コンサート、クリーブランド交響楽団によるベートーヴェンとドヴォルザーク、ハイナー・ゲッペルズによる実験的サウンドスケープなどがプログラムされている。

[概要]
リンカーンセンターのパフォーミング・アーツ部門が、「リンカーンセンターが提供するものの可能性を拡大し、他では見られないようなものを観客に届ける」という「ニューヨークのような文化的に豊かな都市では達成困難な」目標を掲げ、かつ「西洋的・ヨーロッパ的規範の外部に目を向け、世界の他の地域の古典的な作品を紹介することで古典性の概念を拡張する」ため、1996年にスタートした。グランド・オペラから室内楽、演劇からバレエ、モダンダンス、脱ジャンルの複合的作品まで、第一線で活躍するアーティストのよる作品がプログラムされている。2008年には、故中村勘三郎の平成中村座が初めて招聘された。芸術総監督はナイジェル・レデン。

リンカーンセンター・フェスティバル(Lincoln Center Festival)
http://www.lincolncenterfestival.org/