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2015.4.1

ソウルの「フェスティバル・ボム」開幕(2015年3月27日〜4月19日)

 毎年春にソウルで開催されるダウォン(多元)芸術フェスティバル「フェスティバル・ボム(Bo:m)」。昨年より李 丞孝(イ・スンヒョウ)が芸術監督を務め、2015年で9回目を迎える。フェスティバルの新たなテーマとして掲げられた「クロスレファレンス─ジャンルのインタープレイと主観的集積」について議論するオープニングイベントを皮切りに、オーストラリア、ブルガリア、フランス、ドイツ、インドネシア、日本、マレーシア、ノルウェー、フィリピン、イギリス、韓国の11カ国から計30のプロジェクトがプログラムされている。
 演劇作品では、イヴォ・ディミチェフ(ブルガリア)のインタラクティブ・ヒーリング・パフォーマンス『I-Cure』、イギリスの若手アーティストたちが参加するフォレスト・フリンジ、シー・シー・ポップ(ドイツ)の『シュプラーデン(引き出し)』、ベルギー拠点のハウネ・アヴダルと篠崎由紀子による『Field Works-office』、ダンスではディミトリ・シャンブラスとボリス・シャルマッツのデュオ作品『À bras-le-corps』が上演される。
 韓国からは都市型ゲーム開発者Woops Yangによる『ファッション・スターウォーズ』、CHA Jiryangによる『コリアン・レフュジーズ』、歌手LEE Heemoonによる『オーダーメイド・レパートリー』、HWANG Soohyunによる『Stored Reality』、韓国を代表するマジシャンLEE Eungyeolによる『Méliès Illusion – Prologue』、多元芸術の新鋭集団クリエイティブ・ヴァキによる国際共同製作『政府』などがラインナップされている。
 日本からは「フェスティバル/トーキョー inソウル」と題して、2014年のフェスティバル/トーキョーで上演された作品のうち、『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』と『動物紳士』が招聘されている。
 また、タイ音楽を主軸に世界各国の音楽を発掘・収集する日本のユニットSoi 48、韓国アンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍するDJ SOULSCAPEらによるアジアン・ミュージック・パーティーでフェスティバルの幕を閉じる。

[概要]
新たな試みや形式を発掘して制作し、発信するダイナミックな現代芸術フェスティバルとして、2007年「スプリングウェイブ」の名前で開始された。 2008年からは“春”と“見る”という意味を持つ「ボム」の名称に変更し、毎年3月〜4月の3週間にソウル市内の様々な文化的空間、劇場で開催されてい る。コンテンポラリーダンス、演劇、美術、音楽、映画、パフォーマンスなどジャンル間の境界を越えて現実に向き合う新しい傾向、ダウォン(多元)芸術を中 心に、現代芸術のあり方について問い直す試みを続けている。芸術監督は、初代〜2013年キム・ソンヒ、2014年度からイ・スンヒョウが就任。

フェスティバル・ボム(Festival Bo:m)
http://festivalbom.org