ベルリン国際ダンスフェスティバル「8月のダンス」
国際的なコンテンポラリーダンス・シーンへの新たなアプローチを提示・支援する団体として1988年に設立されたタンツ・ウェルクスタット・ベルリン (TanzWerkstatt Berlin=ダンス・ワークショップ・ベルリン)と、ベルリンの劇場HAUが共同企画・運営するダンス・フェスティバル。HAUの2つの劇場を中心に、ゾフィエンザーレ、フォルクスビューネなど市内複数の会場で、名前の通り毎年8月のおよそ1カ月間開催される。ベルリンのダンスシーンだけでなく、欧州、北米・南米、アフリカ、アジアなど世界のダンスの現在を表すアーティストを招聘する他、マース・カニンガム(2019年)、デボラ・ヘイ(2019年)、ラ・リボット(2017年)など毎年1名(2019年は例外的に2名)のアーティストのレトロスペクティヴ特集を企画している。
2014年からはフィンランド出身でスウェーデンのフェスティバルDansens Husのディレクターなどを務めたヴィルヴェ・スティネンが芸術監督。2019年には関かおりPUNCTUMUNが招聘され、梅田宏明もインスタレーション作品で参加した。
2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響によりオンラインと野外プログラムのみで開催。ウィリアム・フォーサイスのインスタレーション『UNTITLED INSTRUCTIONAL SERIES』やアルカディ・ザイデスの映像作品『ネクロポリス』などがプログラムされ、また#BlackLivesMatterの運動やコロナ禍における障害のあるアーティストの現状と未来に関するトークなどが配信された。
フェスティバル/見本市名: | ベルリン国際ダンスフェスティバル「8月のダンス」 |
原語名: | Berlin’s international dance festival Tanz im August |
開催国: | ドイツ |
開催都市: | ベルリン |
会場名: | HAU、ソフィーエンゼーレほか |
開催期間: | 2021年8月6日〜2021年8月22日 |
URL: | https://www.tanzimaugust.de/ |