シェーズ・デュー音楽祭
フランス中部、オーヴェルニュ地方の南にある小さな村シェーズ・デューで開催されるクラシック、バロック、宗教音楽、現代音楽などのフェスティバル。11世紀に建てられたベネディクト派の修道院教会でコンサートの大半が開催される。1966年にハンガリーのピアニスト、ジョルジ・シフラ(Georgy Cziffra)のソロ・リサイタルに端を発する。当時、修道院のオルガンの状態が悪く、シフラはリサイタルの収益金でオルガンを修理。それ以降76年まで毎年シフラのコンサートを中心に1週末だけのフェスティバルが修道院で開催されてきた。その後フランスの音楽と宗教音楽を取り上げるようになり、規模が拡大。03年にジャン=ミッシェル・マテ(Jean-Michel Mathé)が芸術監督になると、さらに明確に宗教音楽に焦点を当てるとともに、クラシック、ポスト・ロマン派、さらには20世紀の現代音楽までレパートリーの幅を広げた。修道院のほかに火山地帯の観光地ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)などへ会場も拡大している。
フェスティバル/見本市名: | シェーズ・デュー音楽祭 |
原語名: | Festival de musique de La Chaise-Dieu |
開催国: | フランス |
開催都市: | シェーズ・デュー |
会場名: | Abbatiale Saint-Robertほか |
開催期間: | 2019年8月22日〜2019年9月1日 |
URL: | http://www.chaise-dieu.com |